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乗り合いバン
至れり尽くせりなホテルでの朝食。
昨日と同じタイ式だと思っていたら、今日は洋風…!
連泊の場合は違うメニューで出してくれるらしい。
チェックアウトの時にはでかいペットボトルの水を貰い、
最後までサービス精神がすごかった。
またタイに来ることがあれば、次もここに泊まりたい。
一旦バンコクを後にして、ライブ参戦のため郊外へ向かう。
BTSモチット駅から会場行きの乗り合いバンが出ており、
座席が全て埋まるまで発車しないというこれまた時間の読めない
乗り物だが、十分余裕はあるので気長に待つ。
料金を支払う際、50バーツ紙幣を渡すと「おつりがない」と…
持っている小銭と小額紙幣を全てかき集めても多分1バーツ足りなかったが、
「もうそんだけでええよ」とまけてくれた模様。
小銭に崩しておかないとまた同じことが起こりそうだ…
発車してからは高速を飛ばしてあっという間に会場へ。
インパクト
インパクト・ムアントーンターニー。
日本でいう東京ビッグサイト、幕張メッセのような、
展示場やイベントホールが集結した巨大複合施設。
その中の IMPACT Exhibition Hall 5-6 が
今回の会場となっている。
受付カウンターでパスポートを見せて無事、
チケットを引き換える。
タイのサイトで、英語翻訳に切り替え、
結構な値段だったこともあり
相当慎重に予約したチケット。
しかも本人確認が厳しく、チケットに
印字されている名前とパスポートの名前が
一致していなければならないという航空券並みの
緊張感があったが、すんなり受け取れたのでホッとした…
見晴らし最高
開演までまだまだ時間はある。
会場近くで押さえていたホテルのチェックインは
15時からで現在12時。
ダメもとでアーリーチェックインできないか
聞いてみたら、まさかのOK。
部屋は14階で、見晴らしが良い!!
遮るものが何もなく、遠くの団地も見える。
ここもまた広くてきれいだった。
テーブルの上の瓶に入った水は
明らかに有料なので手を付けないように…
ライブ後にそのまま空港へ直行し、
深夜便で帰国する案もあったが、
飛行機に乗り遅れる事態だけは避けたかったので
泊まることにした。
ここまでタイの交通事情に翻弄され続けている
ことを考えると、その選択で正解だった。
荷物も置いておけるし、ライブが終わったら
すぐにホテルに戻って来れるというのは
かなりありがたい。
タイのスタバ
行こうと思っていたタイ料理屋が、どれだけ探しても見当たらない。
フードコートもあったが、味の想像がつかないメニューばかりで
怖じ気づき、結局スタバに落ち着く。
飲み物のカップにタイ文字で名前を書いてくれている。
タイでもやはりスタバは高い…
イベント開催時のスタバなど通常は激混みなイメージだが、
ここは空いている。
しばらくのんびりし、そろそろ会場へ移動する時間に。
タイでK-POP
日本ではまだあまり知られていないK-POPグループ、
「NMIXX(엔믹스、エンミックス)」。
デビューの半年ほど前から順に公開されていた、
メンバー一人ずつのパフォーマンス動画に度肝を抜かれ、
特に最後に公開されたリリーは自分にとって衝撃的で、
もうこれは推すしかないと。
(K-POPについてはまた別でしっかり書きたいと思う)
そのNMIXXが、北米&アジアで
ショーケースツアーを回るとな、、!
韓国・日本公演はない。
それなら、タイの公演狙ってみる?
バンコクずっと行きたかったし。
というわけで調べてみたらVIP席がまだ残っている…!!
前から5番目の端を押さえ(海外は抽選ではなく、
先着順で自ら座席指定するスタイル)、何としても
この日に合わせてタイに行かなければならない状況に。
~準備編~でも書いたが、これが、今回のタイ行きの決め手となった。
海外ライブ体験
VIPにはサウンドチェックの特権付きで、
本公演よりも前に数曲聴くことができる。
ラフな格好で現れるメンバー。
本物が目の前で歌っていることが信じられない、、
なんて贅沢な、、
15分ほどだったが、かなり貴重な時間だった。
その後いよいよ本公演がスタート。
K-POPのライブに、タイ人に混じって参戦し、
メンバーの韓国語MCにタイ語翻訳が入るというカオス。
何となく聞き取れる韓国語の断片とファンの反応をたよりに、
「今だいたいこんなこと言ってるんやろうな」と
察するしかない。(ほぼ分からん)
日本のライブとは比にならないほどみんな叫んでいる。
曲が終わって拍手するのではなく、全力で叫ぶらしい。
「응원법(応援法)」と呼ばれる掛け声もしっかり揃っている。
これぞK-POP…!
2時間の公演で、オリジナル10曲+カバー3曲+アンコール2曲。
踊りながらあれだけの声量で、生歌でも全くブレない圧倒的歌唱力。
みんなとにかく楽しそうで、良い感じに肩の力が抜けていて
余裕すら感じる。
生で観て聴いてこそ本当の凄さが分かる。
思い切ってチケットを取ってわざわざタイまで来た甲斐があったし、
ただの旅行ではない、特別な経験になった。
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