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しばしさよならホーチミン
とてもよく眠ることができた。
朝食には、昨日コンビニで買ったとうもろこしをかじる。
荷物をまとめていたら、足元から登場したG様とご対面して萎える。
そんなもんだよなぁ。
早朝なのにオーナーさんがロビーで待っていてくれた。
部屋のカギを返却する。
よい旅を~
満面の笑みで送り出してくれた。
ありがとう泣 いってきます。
Grabを呼ぼう。
この時間だからなのか、目的地が空港だからなのかはわからないが、だいぶ高い。
バイクは…さすがにバックパックを背負った状態では危ないか…
高いと言っても1,000円ほどで空港まで運んでくれるんだからここは車にしておこう。
タクシーに乗り込むとエポ?と聞かれ、え?という顔をしていたらインタナショナル?と聞き直されようやく理解。
airportの癖が強い。
Yes、私は国際線ターミナルに行きたいんです。
日曜日の早朝のためバイクはまだ少ない方だ。
渋滞にもならず無事空港へ。
やはりカウンターには長蛇の列が。
オンラインチェックインを済ませていても、紙チケットを受け取るために並ばなければならない。
しばらく並んでから、オンラインチェックイン済専用の列を発見。
絶対最初からそっち並ぶべきやったよな。
でもまぁここまで並んだから大して変わらんやろ…
そして出国審査も凄まじく混んでいる。
空港に着いてから保安検査を通過するまでに1時間以上。
タンソンニャット国際空港はとにかく早めに着いておくべし。
搭乗ゲートに向かう。
ここも混んでるなぁ…
ほとんどのベンチが埋まっている。
売店でペットボトルの水を買ったら、90K。
約500円の水ってマジですか… さっきのGrabは1,000円…
ぼったくり水を大事に飲みつつ、テイクオフ。
いざ南半球へ
バリ島、ングラライ国際空港に到着。
ベトナムから+1時間、日本から−1時間の時差。
一気にリゾート感が高まり、爽やかな風を感じる…
海が近いということがわかる。
日本より全然涼しい。
そういえば南半球に足を踏み入れるのははじめてだ。
乾季のバリ、とても過ごしやすいかもしれない。
インドネシア(特にバリ島)は入国に必要なものが多く、事前に各種申請を済ませていた。
滞在ビザであるe-VOAの取得と支払い、バリ州観光税の支払い、税関の申告、健康状態の申告など。
しばらく入国審査の列に並んでいたが、事前にe-VOAの取得ができているなら自動ゲートへ直進すればよかったらしい。
パスポートを機械に読み込ませてあっさり入国。
ホーチミンで「まず空港で必ず両替しておくべし」という教訓を得ていたため、5,000円分を両替。
インドネシアの通貨はルピア(Rp)。
ベトナムドンと同様、桁数が大きすぎるため感覚がバグる。
あぁ、南国リゾートの匂いがする…(気がする)
送迎のスタッフさんが外で待っていてくれた。
もう一人の方を待って、一緒に車で宿舎へ。
その方は名古屋から台湾経由で来て、インドネシアは2回目だそう。
少し喋っただけでなんとなくわかる、きっと面白い人だ。
宿舎が近付いてくるにつれ、どんどんローカル感が増していく。
思っていたよりも田舎。
立派なニワトリも爆音で鳴いている。
私が泊まる部屋は1階。
今日からここで1週間お世話になる。
荷物を置き、日が暮れる前に街へと繰り出す。
とりあえず海まで行ってみよう。
ビーチまでの試練
大通りに出るまでの道中、20匹くらいの野犬と遭遇。
そのスリルはベトナムのバイクを遥かに凌駕し、犬たちを刺激しないように平静を装って歩く。
ペットとして飼っていても放し飼いが基本のため、各々が自由にうろうろしている状態。
バリ島は犬が多いと聞いていたけどガチだった。
ようやく大通りに辿り着けたと思ったら今度は猿とも目が合う。
明らかにボス級の貫禄だった。
ここでキジが登場すれば、全員仲間になって無敵だったかもなぁ(言うてる場合じゃない)
これは…常に緊張感持っておかねば…
てか歩いてる人ほとんどいないのよ。
どうにか引き返さずにここまで来れたことに安堵。
辿り着いたジンバランビーチには、どこにこんなに人がいたんですかというほどの人で溢れかえっていた。
砂浜に並べられたテーブルを囲い、お酒を飲んでシーフードを食べながらチルタイムを過ごす人たち。
きっとみんな高級リゾートホテルに泊まってんだろうな(偏見)
そりゃ歩いて来ないわ。
ビーチ沿いにたくさんのシーフード店が並んでおり、この辺で食べて帰るのもありだなと思いつつ、少しお高そうな感じだったので景色を楽しむだけにしておいた。
夕暮れ時のオレンジに染まるビーチは美しかった。
この時間にゆっくりジンバランビーチを眺められるのは今日くらいしかないので、道中ヒヤヒヤしながらも来てよかった。
困った時のチキン
昼食を食べ損ねており、空腹はMAX。
行きの犬ストリートとは違うルート(遠回り)で宿舎の方面に戻りつつ、入れそうな飲食店を探す。
ここでいいかと入ってみたらインド料理屋…
ミルクティーとインド風お好み焼きをレジで注文。
店員さんに何か言われたが、よくわからずとりあえず頷いておく。
あれ、お会計安くない?
飲み物しかオーダー通ってない…
あー、なるほど。インド風お好み焼きは売り切れもしくは何らかの理由で提供できないのね。
てことはただ飲み物頼んだだけ。
他のテーブルを見た感じ、今から別のものを注文し直してもいつ提供されるかわからなかったため、ミルクティーを秒で飲み干して再び外へ。
完全に暗くなってしまった。街灯がほぼないからかなり暗い。
交通量は相変わらずだ。
その後も夕食探しに翻弄され、結局ローカルファストフード店でフライドチキンとご飯のセットを注文。
もう食べれたら何でもいいですわ…
フライドチキンは万国共通で絶対うまいんやから。
この時は特に疑問を感じなかったが、インドネシアではフライドチキンと「ご飯」を一緒に食べるのが定番とのこと。
炊いたご飯が紙に包まれていて、私はそれをおにぎりの要領で食べた。
期待を裏切らないカリカリジューシーチキンと、久々のシンプルな白米。美味しかった。
正直、量は全然足りていない。
まだまだお腹は空いているけどもう帰ろう。
結果的にローカルスタイルの食べ物を食べられたんだから。
部屋に戻って洗濯を済ませ、明日の予定を確認。
ここまでは序章。
いよいよ明日から本編がはじまる。
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